東京御廟 町屋光明寺

コラム

令和三年四月 祥月命日講 《 施行完了のご報告 》

令和三年四月 祥月命日講 《 施行完了のご報告 》

令和3年 4月3日(土)午前10時より、町屋光明寺本堂において令和三年四月の祥月命日講を厳修いたしましたことをご報告申し上げます。

皆さまに返送いただきました祥月命日講ハガキはご本尊阿弥陀如来の御前に浄納し、ねんごろに供養いたしました。
新型コロナウイルス感染防止のため、僧侶のみで法要を執り行いましたが、多くのご供養のお申込みを賜りましたこと、あらためて感謝申し上げます。

合掌

四月の法話

 この四月は桜が咲き、桃の花が咲き、多くの花が咲きます。また四月というのは、四月の八日、お釈迦様のお生まれになった日でもございます。
花まつりと言いまして、季節ではこの春真っ盛りの一番いい時期ではございますが、やはり、世界を見て見ますと、日本を見て見ますと、まだまだ、これからも様々な苦難があるのではないかと、そういうふうに思っております。

また、このように亡き方の為に、ご供養なさる皆様のお気持ちが、必ず亡き方にお届けになって、そして皆様が、この4月に命日を迎える方の為にメッセージを書いて頂きました。それを読ませて頂きますと、本当に月日が経っても、皆様の心は亡き方と共にいらっしゃるのだなという事を深く感じております。
あちらの世界の方も、勿論、皆様の事をずっとずっと見守ってくださっているわけでございます。

この家の中に居て、不自由な生活をこれからも余儀なくしなければならない我らではございますが、悠久の昔からお釈迦様の時代からも、この世界は様々な苦難にあり、また、それを乗り越えて現代に繋がっているという事を、どうぞ、亡き方と共にしっかりと心に留めて、かならずかならず、この苦難、災難、様々な事がありますけれども、それを必ず恵みに変える力も、我々にはありますので、ぜひぜひ、これからも個人でしっかりと感染対策と共に、国と共に、世界と共に、苦難を乗り越えていく力。その事をしっかりと皆様共々、結んでいってこれからも、一生懸命ださせて頂くという、お釈迦様の言葉にもあります。

我々はこのままずっと続くわけではございませんので、必ず、この晴れた日に、また、皆様が喜びあえる。それを信じて歩いていけたらと願いまして、本日の御法話とさせて頂きます。

祥月命日講

祥月命日講

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