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令和四年十二月 祥月命日講 《 施行完了のご報告 》

令和四年十二月 祥月命日講 《 施行完了のご報告 》

令和4年 12月10日(土)午前10時より、町屋光明寺本堂において令和四年十二月の祥月命日講を厳修いたしましたことをご報告申し上げます。

多くのご供養のお申込みを賜りましたこと、あらためて感謝申し上げます。

 
合掌


十二月の法話

令和4年12月度 祥月命日講 皆様の懇ろなるお心をもちまして執行されましてございます。
ご契約者の皆様に一堂に会して頂き、お目にかかれるのは、寺としても本年最後の機会になります。折角の御縁、畏れながら今少しお時間頂き、お話をさせて頂ければと存じます。
本年も残り少なくなりました。皆様にとってどのような年でしたでしょうか。また来年はどのような年にされたいですか。
その中で何かにつけ避けては通れないのが人間関係でございますよね。
某インターネットサイトのアンケートでは、身の回りに顔も見たくないほど嫌いな人がいると答えた方が10人中4人の割合でいらっしゃったそうです。
人は一人で生きていけません。一方で不都合な人の話は聞きたくないし、会いたくないという思いもあるのは皆様同じですよね。

実はこの事、『仏説観無量寿経』というお経の経文にそのまま出てくるのです。
本日はそのお話をご紹介させていただきたいと思います。
それは、はるか昔インドのマガダ国という王家の内紛のお話です。親子間での疑念が高じ、アジャセという皇太子が、母である韋提家夫人を牢屋に幽閉してしまいました。
夫人は獄中で自身の境遇を嘆き、お釈迦様に、この世には悪言と悪人が溢れている。
 経中には「盈滿多不善聚 願我未來 不聞惡聲 不見惡人。」とあります。そして、そのような者達のいない世界をお教えください。と訴えます。
 その姿を憐まれ神通力で夫人の前に降臨されたお釈迦様は、仏の世界につながる為の十六の瞑想法や行動を明かされます。そしてその教えに感激し、菩提心(仏教に帰依する心)を起こしたと説かれています。
 その事で牢屋からすぐでられたわけでない、しかし、夫人はお釈迦様の教えにより、少し心が冷静になり、説法以前にはなかった心の選択肢が加わったのではないでしょうか。
 本日皆様は大切なご先祖様を思い、集まっておられます。ご先祖様を思い敬う事も、仏の世界につながる大切な行いのひとつである事をお釈迦様は経中で説いておられます。不都合含め、色々ある人生ではありますけれど、本日こうしてご供養頂いた事で、経中の夫人のように、その前よりも一歩心が前に向く事、心中の選択肢がひとつ増える事、それは皆様が本日思われ手を合されたご先祖様の願っておられる事ではないでしょうか。
 その願いに応えるべく良いお年をおむかえください。

本日はお疲れ様でございました。